昨日の事になりますがいつものように工場で作業をしていると「すみませーん」と声をかけられ、振り返って見ると伊東自で借りている月極駐車場での隣人さんが立っていらっしゃいました。 ケンは車通勤なので会社に着くと駐車場に停めるのですがその駐車枠の隣に停まっている車のオーナーさんはいつも顔を合わすと「今日は暖かいねぇ〜」なんて挨拶を交わしてくれるのですが今日は開口一番 「すみません、車をぶつけてしまったのですが…」と おっしゃいました。おっと、これは仕事ですね! ケン:「どこをぶつけてしまったのですか?」 隣人:「あの〜、風でドアが開いて…」 ケン:「はい、ドアですね」 隣人:「ドアが開いて隣の車に…」 ケン:「??? ど、どちらの車に?」 隣人:「ピンクのスポーツカーで…」 ケン:「わ、私の車ですね。。。」 (汗) すぐに現場に急行です! 凹んでいます…。 この日は朝から風が強くて時折突風を感じていましたが…。事情を聞くとドアを開けた際に風で煽られ勢い良くドアが開いてぶつかったとの事。 「風がふくと桶屋が儲かる」ではないですが弊社でもこの手のお話は結構多くて、風の強かった翌日にこの様な車が入庫する時もあります。なので状況はすぐに理解できました。 最近のミニバン、ワンボックスなどはドアが大きいので強風の時に不用意にドアを開けるとウインドサーフィンのセールの様に勢いよくブァッとドアが飛んでいきます。そのパワーは結構な物になります。 買い物先などで「着いたよ〜」なんてはしゃぎながら お子様がドアを開けた時になるととても押さえきれません。 (この点においてはスライドドアが安心!) 車種やぶつけ方にもよりますがちゃんと作業すると修理代もちょっとしたノートPCが買える位になりますので気をつけなければいけません。 「大変申し訳ございませんでした。弁償します…。」 かぶっている帽子を何度も取って頭を下げて言ってくれました。 「板金屋なんだからタダで直るだろ」的な態度でしたらこちらも対応がとても楽なのですが…。 こんな事態になると何も言わずとぼけて立ち去る人間も多いご時世にわざわざ工場まで来て若造の僕に何度も頭下げてくれて…。 (隣人の方はお年70は超えているかと…。) 顔見知りだし、相手の誠意を感じられましたし、ましてや年金受給者のおじいちゃんからお金は取れないよなぁ〜。 「大丈夫ですよ〜、いいですよ〜」 (心泣き) 正直辛いです。ケンも修理で来られたお客様には 「長い間車に乗っていればいろいろな事ありますから〜」と慰めお話しますが今回は自分がそれですね…。 凹み度合いとしては弊社の業務内容的にはたいした作業ではないので社長に話をしても「あ〜、よくあるね」と聞き流しています。 今回小さな凹みでもお車を大事にされている方からすると大変な事件なんだと再認識しました。
日記で長文を書き連ねて今回の件は自己消化としますかね〜。 あぁ痛い…。 |
矢印の先のヘコミ…。うーん、目立つ。 一晩寝て、朝起きて見てもやっぱりそのまま…。
リアフェンダーの丸いところがポコッと凹んでいます。リアフェンダーの真ん中、3コートパールの変な色、カッティングーステッカー貼り付け。板金するにはちょっと面倒な作業です。直している時間が無い…。塗装は削れていないのでデントで直るかなぁ〜。 |
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