昨晩の仕事帰りの時、車に乗り込んで裏路地を暖気運転がてらノロノロ走っておりました。 大きな通りに出てすぐのところの信号で停まると後ろに車が停まりました。路地から私の後ろを走っていた車と知っていましたがよく見るとパトカーでした。 赤信号待ちで後ろにパトカーが停まる事なんてよくありますよね。ですが10年ぐらい前ならチューニングカー(改造車)に乗っている人にはコレは「緊急事態」でした。 警察はマフラーを取り替えているだけで「暴走族扱い」でしたので心拍はあがり「早く信号青になれ!その先を曲がろう」なんて焦ったものでした。 長い信号待ちの間に昔を回想しつつ「今は時代がよくなったねぇ」なんて思いながらウインカーを出した瞬間、何処からか大きな声が聞こえました。ふと後ろを見るとパトカーの赤灯が回っております。「俺かいっ!」状況からして私しかいませんでした。「何もやましい事ないぞ。何の用だ?」と右折後に路肩に車を寄せます。そして私の場合はすかさず免許証提示準備です。 車が車なので余計な詮索をされるのも、説明するのもメンドーなので事はスムーズに運ばせなければなりません。しかし状況としては「ピンクの暴走車両検挙!」みたいでいい歳してコレはちょっと恥かしぃ…。通りすがりの皆様も「納得」の状態です。。。 警官Aさん 「こんばんは〜、免許証見せて〜」 ケン 「ご苦労様ですぅ〜。どうかしまたか?」 初対面の人には大きな声で挨拶。コレ礼儀。 警官A 「尾灯切れてるよ」 ケン 「マジ!?」 (すかさず車を降りて確認) あ、ホントだ…。うむ〜っ。 警官Aさんはパトカー内で身元照会して今度は警官Bさん登場。 警官B 「今日は警告ね。直しておいてよ〜」 ケン 「はい、すみませ〜ん。私クルマ屋なんですよ」 警官B 「おいおい、頼むよ〜」 と笑顔で私の肩をポンポンとやさしく叩いてくれていましたが目は笑っていませんでした。私の挙動や動作を1つも見逃さないプロの目でしたねぇ。警察潜入24時とかによく出てくるシーンですね。 時折耳のイヤホンに手をあてがいパトカー内の警官Bの連絡を受けています。やおら私の車の中を覗きこみ「何だ、何も無いな〜」とおしゃいましたのですかさず「ハイ、サーキットを走りに行っているものでぇ〜」と爽やか笑顔で対応です。「乗員変更もしてますよぉ」とちょっとクルマ談義。 身元確認の終った警官Aさんが出てきて 「ケンタロウでは無くケンジロウで探しちゃったよ。どうりで出てこないわけだ〜」って、やけに長いと思ったら…。ちゃんと確認して下さいね。(^^ゞ 早急に直しますと伝えて車に乗り帰途に着きましたが久しぶりにお巡りさんとのふれあいの時間がもてました。 昔は白バイが怖くて大通りを走れなかったりとか、一日に3回も停められたりとか、飲酒の検問でみんな「ハァ〜」してるのに私だけ傍らでジャッキアップさせられサスのチェックされたりしたな〜。チューニングフリークには過しやすい時代になりましたね。先輩諸兄、昔は厳しかったですよね〜? |
|
何と右側が球切れ。車屋として恥ずかしぃ〜 ご指摘ありがとうございました。 スポーツカーは軽量が基本!なので普段からあまり車に物を積んでいません。内張りを取り外して鉄板剥き出しにして白に塗装してあります。 なので怪しい物(?)なんて隠す場所ありません… お巡りさんとパトカーの写真も撮りたかったのですが余計な事をするとやぶ蛇になりかねません。 早々にお別れしたので写真は撮れませんでした。 |
Something elseトップページへ戻る |