毎度ご覧頂きましてありがとうございます。 弊社の近況と作業事例の簡単なご報告はこちらへという事であげておりますが〜 お客様のご依頼内容としましてはエアロワンオフ製作など時間&手間のかかる作業からパーツの取付作業と様々になりますが今回はGTウイング取付のお話。 GTウイングがパーツとして出回ってから随分と経ちますね。レーシングカーに取付られているウイングになりますが現在はその大きさや形状からストリートで使用する際には法規的に制限されている部分もありましてちょっと前に比べて街で見かけるのが少なくなったようにも思えます しかしながらサーキットではその効果の大きさからタイムを狙うためのデバイスとして装着されている方も依然多いですね。走行風を受けてそれを車体を押し付ける力に変えてタイヤのグリップをかせぐアイテムになりますがその力がかかるゆえに取付の際に気を付けないと効果がきちんと出ないばかりか重大事故の発生にもなりかねません。 「見た目重視で〜」などの安易な気持ちからいいかげんな取付で済むパーツではございませんので安全にも配慮した取付をお願い致します。 という事でイトジの「GTハネはしかっり付けよう」作業の ダイジェスト、スタート〜
180キロぐらい出してもガッチリ安心な取付で〜 というオーナー様のご要望でトランク裏面に溶接にて補強を入れて取り付け致しました。 弊社では「本気取付」と呼んでおりますが、ただ穴を開けただけの取付では怖くてイトジではあまり承っておりません。 補強を組付け後に塗装して仕上げます。 パッと見は自然ですがガッチリとした剛性感があります。
大型ウイングもガチッと取付けられて効果が期待できます。以前同様の作業をしたお客様が車庫入れの際にトラックにウイングをぶつけ、ウイング本体は砕け割れましたがトランクは歪まなかったというお話がございます。 |
トランクへの取付位置、及び強度を確認しながら取付方法を検討します。 一般的にトランクなどの外板パーツは厚みが0.8mmほどなので大きな力がかかるウイングなどを安易に取付けると後に凹みや歪みなどが発生したり、風を受けたウイングがグラグラと揺れたりと結構危険な状態になる場合がございます。 弊社では安心できるしっかりとした取付をおこなっております。 関連ページはこちら
トランク裏面にロールバーを組んでいくイメージです。溶接は作業時に熱による歪みが発生しますので組み付けの勘所が必要になります。このような所に弊社の板金技術が反映されています。
見た目は穴を開けただけの「ありがちな取付」にしか見えません。
穏やかな午後、秋空を眺めながらお茶を頂く…。 トランク強度ございます、の図。 強度を示すパフォーマンスであっておふざけではございません!このぐらい何の不安も無く出来なくてはしっかり風を受け止める事は出来ませんよ。 |
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