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ケンの気まぐれ日記

07/11/17 ハード路線

お車のカスタマイズ、と言いましてもその内容は十台十色

で外装、内装、電装、エンジンなどなどオーナーさんの嗜好により内容は本当に様々になります。

その中で弊社が対応できる物に関しましてはお役に立てられるよう努力致しておりますが、簡単な作業からヘビーな内容、ソフト志向からハード路線まで各種作業のご相談は随時承っております。 

今回の内容はハード路線になるのでしょうか。

テーマは「ルーフパネルのカーボン化」です。

ご存知の通り一般的な車両のボディは「鉄」で作られています。(最近ではアルミも増えていますが)

ルーフパネル(屋根)もやはり鉄で出来ておりますが部品単体として重さを見てみるとこれが以外に結構な重さ。

板金修理でルーフパネル交換という作業がございますが

新品部品を取寄せて実際に手に持ってみるとハイエースなどの大きな屋根になると一人じゃ持てないぐらいの重量になります。(鉄のボートを裏返したイメージ?)

車体の最上部に位置するパネルを軽くするとどのような事になるのか…。ここで実験です。

車の横に立ち手でドアハンドルあたり(腰の高さ)をグイグイと押して車を左右に揺らして下さい。

次に今度は同じ力でガラス上部(屋根端)を押して同じように揺らしてみて下さい。どちらのほうが車が大きく揺れますか?

ルーフ部は車のタイヤ、接地面を支点として一番高い、遠い所になりますので手で押すほどの力で車体の動きに大きな影響を与える事ができます。

ルーフを鉄からカーボンに変える事により重量を軽くする事が可能になります。その重量はわずか数キロですが軽くなる事により車体全体の動きに及ぼす影響も大きく、運動性能も変わる事になります。

今回180SX用のカーボンルーフパネルを作ってみました。

(近日販売予定〜)

交換方法はイトジ板金塗装テクニックがあれば問題ナッシング。取付作業は来週施工予定となっております。

インプレッションはまた後日という事でご報告致します〜

ラグジュアリー路線のお客様には「引きネタ」になりますが〜、アイライン取付けなどの簡単作業からルーフパネル交換ヘビー作業までいろいろお任せ下さい!

 

板金塗装修理でのルーフ交換作業画像。

セダンですがタルガトップちっくな状態になっています。

 

新品部品を乗っけてしっかり、バッチリ交換。

この技術の応用でカーボンルーフ化作業になります。

 

 

純正ルーフ部品を取寄せて〜  仕込みます。

もう2年以上前から放置されていた部品になりますがやっと着手です。

 

まずは基本的な型取り作業です。サササーッと型取り。

 

今度は製品を製作します。

使用する樹脂の量も節約節約のケチケチで限界軽量を目指します。

 

型から出して計量すると2950グラム。

計算値通りの重量に仕上がりました。)

純正鉄ルーフから約4キロの軽量化です。

 

パネルはクリアゲルコート仕上げになります。

基本的に要塗装品になりますが塗装すると重量が250グラムほど重くなるので出来ればこのまま行きたいです。

 



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