ケンです。 今週は作業イロイロでちょっと腰にきています。オッサンになっていますね。 HPもリニューアルしてこちらのほうにアップしていた作業は今後「作業事例」のほうに随時出していきたいと思いますのでこちらではその作業についての感想などをコメント。 ■アウディTTへのインタークーラー取付〜 オーナーさんからの要望でキット物は使わずワンオフでのご依頼。 「キット使わないんですか?」 「それじゃ普通でしょ?作れるよね?」 「はい」 「じぁ、お願い〜」 のノリです。 その昔、ケンがまだフレッシュフレッシュな頃はチューニングパーツなんてあまり種類が無くて、マフラーや車高調、インタークーラーなんかは純正部品や他車種のパーツの部品を集めて作っていたんです。(今もされてますが) アレコレ考えて、試して、失敗して、無駄にして、時間を浪費して徹夜して…気が付いたら東の空が明るくなっていて…。物の開発には今でも試行錯誤は当然ある物ですが、その当時は部品が市場に無くて欲しい物は自分で作るしかないという作業も結構多かったです。 チューニングも認知されてカスタマイズと呼ばれるようになると車種専用設計品がドバッと並んで誰もが気軽に部品をチョイスできるようになりました。取付作業者としてはスムーズで無駄の無い効率の良い作業になり順番を追っていけば辿り着ける道となっています。 ともすればこれは「考える」動作があまり必要ではなくなって「これをこうしたらどうなる」のイメージの部分が欠如してしまう感じもします。 これでは作業の応用の幅や柔軟性が無くなってしまいますね。 物が豊富な事はありがたい事ですがこれにより無くしてしまっている物もあったりするよね。 TTの作業をしながら「やったよなぁ〜」と昔を回顧しつつ、所謂「ポン付け」には無い作業の楽しさを感じましたよ。 腰には相当きましたけどネ。
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流用パーツの取付のためパイプが短いです。ジョイントのホースも足りないです。インタークーラーのコアのステーも製作しなければなりません。ボディの加工も必要です。 大変そうな作業ですが昔からチューニング、加工ってこんな感じです。
パイプは作る。昔はキット物なんて無かったんです。32GT-Rの純正インタークーラーなんて流用部品として超人気でしたね。
当時は時間を浪費しましたがそれが今では血肉になっている感じがします。 時代が変わり、車種が異なっても根底となる部分は従来と変わりません。 無い物は作る精神って楽しいよね。 |
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