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ケンの気まぐれ日記

04/04/04 M12・リバティ用ドアミラーウインカーの取り付け

近日販売予定の新製品、リバティ用ドアミラーウインカーを販売前にうちのデモ車にて取り付け確認しました〜。

弊社のドアミラーウインカーは取り付けするにあたり特別に高度な技術はいりません。ドアミラーに大幅な加工をする事無く取り付けできるように考えて製作しておりますが、作業は「根気」と「時間の余裕」が必要とされます。

ドアミラー本体に配線引き込み用の穴あけをしてウインカーランプの配線をドアミラー内部→ドア内と通しますので配線の処理には少し手間がかかります。

私としては専門の業者様に取付けを依頼するのをお奨め致しますが、お客様ご自身がDo it yourself で挑戦してみるのも面白いかも知れません。ではどのような物なのか新製品のリバティ用を使って簡単に紹介してみます。

 

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  製品はドアミラーに被せるようになっていますが、リバティのドアミラーは大きいのでそのまま被せると不恰好になってしまいます。なのでこの車の場合、思い切ってドアミラーに穴を開けてウインカーランプ部を埋め込む様な感じの作りにしました。これによりドアミラーの前後幅の厚みが従来より約10mm増えるだけで済むので、製品を取り付けてもスッキリした印象になります。作業の最初は製品をドアミラーに被せてランプ部の大きさをドアミラーにケガキます。
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  製品をドアミラーから外してケガキ線より約2cm外側のラインにドリルを使い穴を連続で開けます。そしてニッパーでカットしながら穴をつなげていきランプ部に合わせた穴を開けます。ここはオーナーがグッと腹を決めて作業に入るところですね。もう後には戻れません。
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  穴を開けたの図。まるで機関銃で打ち抜かれた様な感じです。ノコギリなどで開けても良いのですがドリルで穴の連続を作ってそれをつなげた方が簡単に切り取れます。淵はギザギザしていますがこの後カバーを被せるので要はウインカーランプが納まれば良いのです。私はこの後さらに綺麗に仕上げますけどね。「見えないところも綺麗に…」がプロの仕事です。
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  両面テープを使ってカバーを取り付けたところです。まだ配線の処理をしていませんが完成時の見た目はこんな感じになります。
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  ドアから外したドアミラーを完全分解します。ウインカーミラーの配線をドアミラー内部に通します。これといって特殊な工具は必要としません。プラスドライバーとマイナスドライバーの2つで分解できます。特殊な技も必要としません。ネジを外してまた元に戻すという単純な作業です。必要なのは「作業者の根気と時間」です。組み立てたドアミラーを再びドアに取り付けます。
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  リバティの場合、ドアミラーウインカーの電源はヘッドライトのターンランプから取ります。付属の配線をフェンダーの中を通してターンランプ配線に結線します。エレクトロタップよりハンダ付けのほうが確実です。
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配線の反対側はドアミラーウインカーランプの配線とつなげます。

この作業にはドアの内張りを外す作業も含まれます。

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  外した部品を元通りに組み付けして取り付け完成です。私はこれまでに他の車種のも何台も取り付けていますが大体3時間はかかっています。手順を熟知していても結構手間のかかる作業ですので、不慣れな方は十分時間を取って作業に挑んで下さい。なにしろ焦りは禁物です。楽しみながら取り付けしてみて下さいね。

 

・製品にはより詳細な取り説が付属します。


・弊社のドアミラーウインカーの取り付け方法は全車種、上記の作業と同じような感じになります。

     ドアミラー本体に配線引き込み用の穴あけが必要です。(PP1・ビート用を除く)

      M12・リバティ用のみドアミラー本体のカット作業が必要です。

・上記の作業は「基本的に」技術と知識のある専門の業者様へ依頼する事をお奨めしています。

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