弊社がお車についての様々な作業を承っている事は 「サムエル」(ここのページね)をご愛読下さっている方々には周知の事と思われます。簡単作業から大掛かりなボディワークまで、東京都足立区地方の小さな町工場より日頃数々の修理、カスタマイズの車両を輩出しております。 先日もまた時間をかけて製作した車が一台完成致しまして無事お引渡しとなりました。 今回御紹介させて頂くような加工内容からウインカー、 ポジションバルブ交換作業などの簡単作業まで スタッフ全員技術を使って対応させて頂いておりますが、作業が完了してお引渡しの洗車をする度に「今回もまた良い出来だった!」と思える瞬間があったりします。 ややもすると自己満足の自慰行為ともなりかねませんが 仕事をするのであればやはり「どうですか!」と力を持ってお出しできる物を作りたいと常々考えるところで、今回も手前ミソではございますがまた世に怪し〜い車を送り出せたのではないかと思います。 (怪しいとは普通、ノーマルで無いとの意、悪では無いョ)
大掛かりな作業事例を見てからご来店頂いたお客様が 「すみません、小さな作業で…」と言われる時がございますが全然そんなの気にせずに弊社をご利用頂ければと思います。ワイパーブレード交換や小キズ修理の板金塗装であってもプロの技が必要なシーンはいっぱいあります。そのようなところにも弊社の技術がお役に立てられたら嬉しいのでドンドンご利用下さいませ。 小さな事から大きな物までイロイロ承っております〜。 -------------------------------------------- これまで長く乗ってこられた愛車をリフレッシュする作業も承っておりますがそれと併せて気分転換を兼ねたモディファイも同時施工致しております。 「今の車も長いけど次に欲しい車、無いからなぁ〜」と、 お考えのアナタッ! 好きならずっと乗るのもアリですよ。そしてより一層好きな形にトランスフォームです。
この車両は往年のカマロ・トランザム等、マッチョムチムチなアメ車みたいな形にしたいとの事で、オーナー様のご希望に沿ってフェンダーの幅、形状等フルオーダー製作しました。完成まで何度も打ち合わせを重ね、全ての箇所がオーナー様の望む形に仕上がっております。 「GTO・アメリカンマッスルに負けない仕様」です。
この様な作業画像が5ギガほど溜まってますので近々に作業事例放出予定〜。とりあえず弊社サイト内の作業事例へアップの前にこちらに掲載致します。
今回は順を追ってコマ送りにてご紹介。 非常に縦長になってお見苦しいですがご勘弁を…
ではスタート〜 |
いきなり分解されていますが通常のオールペイント+バンパーニコイチ合体作業で当初スタートしました。 各部細かいヘコミを直しながら塗装の邪魔になる部品を外します。順調に進んでいましたが… どうせ塗るならフェンダーも広げたいとのご要望で完成イメージを再度伺った後に造形に入りました。片側50mmワイドのブリスターフェンダー製作です。 原型となる基礎を発泡ウレタン等で成形します。 作業方法はお店により様々ですのでやり方は 「これが正しい!」というのはありません。 但し作業効率を求めたプロの技は存在します。 オーナー様のご要望に沿った形で大まかに成形しますが仕上げ段階では「mm単位」のオーダーが可能です。「あと5o広げて〜」などという会話はイトジでは良くあります。 少し端折って、ウレタン成形した物をFRPに置き換えます。そして純正の鉄フェンダーと合体! 作業のノウハウ、細かな処理については割愛致しますがこの段階での処理方法で強度、耐久性などのクオリティが大きく異なってきます。 (見えないところですけどネ) 後の工程はイトジ板金SPLテク&根気+体力。 通常の板金作業内容と同様になりますので職人技で仕上げます。 完成の形が予想できますでしょうか? この段階から完成が楽しみで楽しみで…(^^) 作業中は「楽しいィィィィ!」のベータエンドルフィンが脳内分泌されます。(笑) だいたい仕上がったところでオーナー様はケンに呼び出されます。ご確認頂きまして納得&確認後に塗装作業となります。 バンパーは別のバンパーとのニコイチ合体、そしてオリジナルデザインへと形状変更ですっかり様変わりしました。ここもオーナー様の拘りとイトジ エッセンスを数滴入れています。 サフェーサー(下地塗装)完成。 各部の板金も終えて塗装前段階です。 ボリュームがあるGTOがさらにワイドです。 塗装中です。下塗りも含めると約8コート塗装することになります。1コート=1回塗りです。 ボディカラーは事前に色見本で何回も打ち合わせをしています。完全にオーナー様の好みで色を作ります。
塗装完成しました〜。後はひたすら組付けです。
各部パーツを組付けて完成〜 フェンダーマーカーはレクサス用に変更されています。日中の太陽下でこの濡れたような艶は中々スゴイです。 眩しすぎる…。後日ボディガラスコーティングで さらに輝度アップの予定です。 グラマラスボディ、ラ〜ヴ! 30mmスペーサーを入れても余裕のワイドっぷり。 「なすカラー」が渋いぜ。 リアビューはテールランプのブラックアウトで引き締め効果。バンパーもフェンダーに合わせて広げています。 製作中の車を見て「このアメ車は〜?」と勘違するお客様多数。まさに狙い通りになりました。 フォグランプも追加して高級感もアップ。 アメリカンラグジュアリーな雰囲気も出ていますでしょうか? 約1960mmのワイドボディでムチムチです。 無事にお引渡しとなりました。
※この作業は後日構造変更が必要になります。 |
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