ケンです。
今朝コンビニのATMに立ち寄り、なにげに本棚に目をやると懐かしいロゴを発見。
久しぶりにカー雑誌オプションを思わず買ってしまいました。
30年ぐらい前、私が免許取り立ての頃に暇つぶしで立ち寄った本屋でたまたま手にした雑誌がOPTIONでした。
それまでの私は車に全く興味は無くてサバゲーや自転車、ラジコン少年だったのですが
手にして開いたオプションの誌面には
「谷田部最高速320km以上」と
車のスピードにしては信じがたい数字が踊っていました。
車ってそんなに速く走れるんだ!って強烈な衝撃を受けてすぐに家に持ち帰って読みふけったのを覚えています。
まさに新しい扉が開いた瞬間でした。
それからの私の生活は一変して毎週末、
夜な夜な走りのスポットを徘徊しました。
千葉幕張の国道14号沿いのロイヤルホストと
その隣の営業が終わった共石GSには
多くのチューニングカーが集まっていました。
当時17インチホイールは高嶺の花で32R、Z32、20ソアラ、70スープラ、FCなど
煌びやかな最高速軍団が道路沿いに並び、有り余る若さのパワーを路面に叩き付けるかの様に
ウエストゲートの音とRebicの燃調の合っていない黒煙を撒き散らしながら立ち去っていく姿がものすごくカッコよかったのを覚えています。
幕張の湾岸エリアはメッセが建設中で道路は
まだ国道とつながっていなくて比較的閉鎖された空間でした。
ゼロヨンに集まった車で大渋滞して毎週1000人規模のギャラリーと車で朝まで盛り上がっていました。
ドリフトは創世記で船橋中央埠頭にも多くの走り屋がいてそれを見に来るギャラリーもやはり1000人ぐらいいました。
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当時このロゴのOPTIONステッカーは
絶大なる人気でした
空が白み始めても熱は冷めずタイヤの焦げる匂いと触媒レスの排気ガスの匂いを感じながら仲間と朝まで過ごしました。
そのうち自分もドリフトで走るようになっていろいろな埠頭や峠を走り、
やがてサーキットにステージを移していろいろな仲間やいろいろな景色を見てきました。おそらくタイヤは4000本ぐらい使ってます。若さの全ての時間をそれに費やした感じがします。
彼女とかはそこそこねw
今50歳を迎えて昔のようには熱く走る事はなくなりましたが今朝オプションを手にした時にそういえば出会いはこんな感じだったなと思い出しました。
時代的に車遊びはいろいろ制限される世の中になりました。
ですが私の車が楽しいと思える気持ちは今も全く変わっていません。車との付き合い方は変わっていく事があると思いますがこれからも仕事として、
遊びとして、生涯車に携わっていければいいなと再認識させてもらった今朝見つけたオプション誌でした。
ていうか今は1,500円もするのね!
450円かと思ってたわ。
おい、いつの話だよそれ! ってね。笑
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