先日釣り友達の友人S君から1本の電話が…。 「伊東さん、潮干狩り行かない?」 ケン:「今時に獲れるの?」 S :「この前行ったら砂利道状態だったよ」 この言葉で潮干狩り決定となりました。 冬に潮干狩り…。寒いに決まってます。しかも夜です。 でもこのバカバカしさがたまらなく楽しく感じますねぇ。 そして近所のお客様N君に「砂利道状態〜」の話をしたところ「なんか楽しそう!」と興奮気味に参戦表明〜 計3人で行ってきました。 土曜日、仕事が終った後に準備をしてS君と合流。 高速をピシューと移動して午後10:30に現地到着。 早速準備にかかります。 【夜の潮干狩りセット:冬季仕様】 ・厚手のジャンパー もも引き等の防寒装備 ・山登りなどで使うヘッドライト(懐中電灯では片手が塞がります) ・シャベル、クマデ、ザル、バケツ、ビニール袋 ・台所で使うゴム手袋 ・長靴 (ウェーダーが好ましい) その日は大潮なので潮の満ち引きの差が大きく干潮時はかなり沖合いまで歩いて出れます。砂浜に出るとすでにそこらじゅうに貝がちらばっています。しかし狙いはひざ下ぐらいの水深のところになります。早速シャベルや手で底の砂を掻くと…。 ゴロンゴロンゴロン!確かにアサリの存在を感じます。 砂をすくいザルに入れてふるいにかけると… 沢山アサリが入ってます!その瞬間にスイッチオーン!「うぉぉぉぉぉぉ!いるぜボンゴレビアンコ〜!」 脳内モルヒネ・ドーパミン分泌開始です。 アサリは大きさによってコミュニティーが形成されているようで小さいアサリ達は小さい物同士、大きいのは大きいの、と集まっています。 冬の低水温を避けるためなのか彼らは底から15cmほど下にいるので場所を点々と変えながら大きな油田(?)を探していきます。そして見つけるとすぐさま集合して3人で攻めます。もう寒いとか水が冷たいとか関係無しです。 「いるぜ、いるぜ〜」笑いが止まりません。 数は無数に獲れるのでその中から大きいのをチョイスして獲っていきます。小さいのは相手にしません。 吐く息白い中、海に立ち中腰の姿勢でひたすら掘ります。 潮が満ちてきた午前1時半、波が立ってきたので終了となりました。漁獲量は規則で1人2キロと決まっているようで沢山獲れた中から貝を厳選して帰途に着きました。 家に帰って砂抜きをした後、味噌汁を作りましたが粒も売り物と変らない大きさですし、味もおいしい〜。 「これからはアサリは買う必要無いな、必要だったら言ってくれ」と嫁に誇らしげに言うと 「スーパーで200円ぐらいじゃない?」 「…」 だからこのバカバカしさが楽しいんだってば! |
:現地到着。身支度を始めますがS君は腰まである長靴(ウェーダー)を履いて気合十分です。 業者の人か変な人にしか見えません。 押忍!アサリ獲りますっ!防寒装備でバッチリ。 獲り放題では無いのですが自然繁殖しているアサリなので料金は無料です。 「月間アサーリ!」 特集:完全攻略 冬のアサリはこう攻めろ!の図。 獲っている間は夢中になっているので寒さや海水の冷たさを感じません。N君は途中から手袋を捨てエキサイトです。夜中なのにその他数人のアサリ獲りの方がいました。いるんですねぇ〜。 潮が引いている数時間が勝負なので効率良く獲っていかなげればなりません。 掘ってザルにいれる人→振る人、と役割を決めてシステマチックにも攻めますがちょっと仕事っぽくて興ざめです。 「1人で掘って振る」がやはり基本ですね。 |
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ルールで小さな物は乱獲防止のため獲ってはいけません。漁具も制限されています。 |
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その日の晩 彼らは具沢山味噌汁になりました。 泥臭さも無くおいしかったです。 今度は大好きなボンゴレにしよう〜♪ |
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