エアロパーツの修理ことなら伊東自動車へ

作業事例

お車のドレスアップにはかかせないエアロパーツですが、近年装着車両も増え、それに比例してバンパー下部などを破損してしまうお車も増えてきました。

小さなひび割れからバンパーの一部が無くなっているような割れまで修理は可能です。弊社ではFRP製品の製作をしておりますので、修理に適した材料、道具は全て揃っており、仕上がりはもちろん補修個所の強度、品質等安心確実な修理をお約束致します。

スポイラー補修

下の画像はフロントスポイラー下部が縦に割れています。よく見かける一般的な割れ方です。
修理方法は破損の程度により異なり、大きな破損の物だとエアロを車両にセットして寸法を出しながら作業します

ヒビや割れが小さい物も大きな物も同様の方法で直しますが、当然大きな破損は手間も時間もかかります。破損の状態によっては新品を買ったほうが安い場合もありますので、そのあたりも考慮してから作業に入ります。

下記の写真をクリックすると拡大してご覧になれます。
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  縦に2か所割れが入っています。断面はささくれ状になり面がうまく合いません。
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  ささくれ状のガラス繊維を取り去り、面を合わせた後に固定します。
写真の物はレジン樹脂で固定していますが、大きな割れなどはクランプやアングル材などでしっかり固定します。
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  汚れを落とすのとFRPの接着を良くする目的で、裏面をサンダーやペーパーで削ります。(表側はアルミテープを貼ります。)
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  FRP製品の制作・補修の「超基本セット」です。ポリエステル樹脂、ガラスマット、硬化剤、刷毛、スポイト、ポリカップ。最近ではホームセンターでもFRPを取り扱っているところも増えてきました。DIYでチャレンジもできますね。
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ガラスマットとそれをほぐした物です。様々な種類のガラス繊維がありますが大抵の作業はこれで事足ります。ガラス繊維は体には有害で、目に見えないくらいの微細な繊維が肌に刺さってチクチクしたり痒くなったりしますので取り扱いは注意の品です。手袋やマスクで体を保護しましょう。

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  樹脂に硬化剤を入れて手早く混ぜます。樹脂はすぐに固まってしまうと思っている方も多いと思いますが15分ぐらいの「作業時間」はあります。慌てる必要はありません。
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  その他の道具でアルミローラーとブラシローラーです。樹脂をガラスマットに染み込ませる道具です。ちょっとした修理の場合は刷毛一本で十分ですが広い面積や綺麗に仕上げる時に有効です。
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  スポイラーに樹脂を塗りガラスマットを置きます。その上からまた樹脂を塗り染み込ませます。中に入った気泡をローラーを使い行ったり来たり往復させて脱泡して樹脂をならします。これを2〜3回します。
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  樹脂とガラスマットの貼り付け(積層)完了です。作業時間は短いですが強度がでるまで硬化するには一日くらいかかります。気温が低い冬場などはさらに遅くなります。
FRPは熱をかけると変形するので基本的に自然乾燥です。夕方作業して次の日に仕上げるという予定がいいでしょう。段取りをよく考えないと待ちぼうけの作業になります。荒業でヒーターで強制乾燥という方法もありますがやめたほうが良いです。
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  一晩置いたFRPはしっかり固まっています。判断として端っこのはみ出だガラス繊維がポキッと折れるようなら作業できます。ちゃんと硬化しています。本当の完全硬化にはさらに時間がかかります。
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  スポイラーの淵を綺麗に整えて裏側は完成です。表側はこの後パテを使って通常の板金作業と同じ工程で塗装までします。全ての工程において熱は禁物です。「暖める」程度にしておきます。
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  塗装した後に軽く磨いて修理完了です。この程度の割れの修理は比較的簡単ですので、腕に自信のある方は材料と道具を揃えてご自身で補修するのも良いかもしれません。
ご参考までに今回の修理代は、FRP補修14,000円 塗装代(全体塗装) 18,000円でした。買い替えより安くて、満足できる綺麗な仕上がりに出来ます。

■ その他の修理例です。

 

Befor
After
 

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