エアロパーツ加工のことなら伊東自動車へ

作業事例

RX-8・360モデナバンパー合体

エアロパーツの取付けを検討する際、通常は自分の車、車種に対応したメーカー、商品の中から気に入ったデザインの物を探し選ぶのが一般的ですが、別の方法として他車種のエアロパーツを加工して取付する方法もございます。

「まさにコレ!」といったデザインの物があってもその商品が他の車用の場合、普通は「取付できない」となりますがカスタム上級者は加工前提でデザインを見て気に入った物があれば加工して自身の車に取付けしています。

車との接合部分は自分の車のバンパー、下半分は他車種の気に入った物。この二つのバンパーを上下合体させて一つのデザインにまとめるいわゆる「ニコイチ」といわれる加工になりますが、加工する事を前提で他車種のバンパーまで視野に入れてデザインを探すとかなり選択肢も広がります。

「気に入ったエアロパーツが無い」、「マイナーな車なので商品がいくつも無い」と考えている方も他車種用に目を向ければ気に入ったデザインの物がきっと見つかるはずです。他車種流用加工、お奨めです。

 

RX-8

テーマは車種不明感。

すでにその雰囲気有りですがフロントバンパーを変えます。

フロントは社外FRPバンパー

社外FRP製のフェラーリ360モデナ用のバンパーを加工取付します。

「RX-8に360モデナ用のバンパーを取付できますか?」

普通は「付きません」となりますがこのようなご相談を毎日のようにお電話、メールにて頂いております。

とりあえず既存のバンパー下側を切り取ってモデナバンパーを合わせます。

横幅が全然大きすぎて合いません。

いろいろ動かして雰囲気を見ます。

バンパーをカットして幅や高さを合わせていきます。

この作業の一番のポイントは作業者の経験とセンス。どこをカットするか、どこにつなげるか。イケル/イケナイの判断は作業者の勘どころが非常に重要。

何度も調整した結果バラバラに。ニコイチどころじゃないですね。ハチコイチ…キュウコイチ…

よく「上下合体でつなげて〜」なんて言われるけどそんな単純な作業では無いです。

最適化した大きさのパーツを今度は組み立てていきます。

取説の無い1/1プラモです。

イケルでしょコレ。

ミリ単位の違いで雰囲気が変わるので何度も確認しながら作業を進めます。

アルミテープは仮留めです。本固定は特殊樹脂にて1ミリも動かないように固定します。

ボンネットから降りてきたラインとのつながりが綺麗です。

置き位置は自由設定なのでバランス感覚は作業者のセンス。もちろんオーナー様の要望を取り入れる事も可能です。

屋外に出してオーナー様と形状確認。問題が無ければ最終的にFRPにて一体化します。

イトジではFRPの材料・技術共に全て揃っているので強度を持たせた安心の加工を提供致しております。

完全に一体化した後に各パーツのつなぎ目をパテ処理にて綺麗に成形します。各ラインも違和感の無いようにうまくまとめます。ここもセンス。

既存のバンパーが最初から凸凹していましたが完成時にイトジで作ったバンパーは凸凹していると思われるのが嫌なのでついでに綺麗に仕上げます。平にならしていくとそれは等高線で現れます。

塗装して組付けて完成!

車種不明感がアップしました。

他車種のバンパーを取付したので今までと形状が変わったのは一目で判りますが重要なポイントは他にも有ります。

大技カスタムは「このダクトすげぇ!」とか「フェンダーのボリュームが!」など、とかくその見た目に視線が行きますが、ボンネットからのラインのつながりの綺麗さだったり…

車の立姿やバランス、ラインの通し方やサイドステップとの高さ、つながりだったり…

 

接合部分の仕上げやペーパー目。面の精度や塗装の艶感など、カスタム上級者はいろいろなところを評価しています。

イベントやミーティング、ショーに出ている車なども面のデコやパテ痩せ、塗装の引けなどそのような細かな所をチェックすると製作ショップの実力やセンス、オーナーさんのこだわりが判るので面白いです。

伊東自動車では細かな部分を一か所一か所留意して製作しています。

こだわりの製作依頼お待ちしております。


カスタムのお問い合わせは下記までご連絡下さい

エアロパーツの加工・取り付けやワンオフエアロ制作など、なんでもお気軽にお問い合わせ下さい。
伊東自動車では、お客様のお車を自分の車のつもりで丁寧に扱い、仕上げにもこだわっております。

お問い合わせ電話番号:03-5849-3272

メールによるお問い合わせは、メールフォームより受付しておりますので、お客様のお車の車種やカスタムの内容を簡単にご記入の上、送信下さい。後ほど担当よりご連絡を致します。


作業例一覧ページへ戻る 作業例一覧ページへ戻る
↑ Page Top