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フェアレディ Z32・ワイドフェンダー加工

好きなタイヤ・ホイールを履きたい！　は車好きの方なら思う事ですが悩ましいのはそのサイズをどうするか？という事。

フェンダーからはみ出るのは問題だし、逆に奥まり過ぎるのも困りもの。タイヤサイズ、インセットを何度も何度も計算してなかなか答えが見つからないオーナー様も多いはず。

それならば発想を変えて好きなサイズのタイヤ・ホイールを先に決めてフェンダーをタイヤサイズに合わせて作り変えてしまう方法でいかがでしょうか？　弊社にご来店頂いて「10.5j で285を履きたいのでコレでお願いします」といった感じにオーダー頂ければご要望通りの形にしてうまく納めます。　車をタイヤ・ホイールに合わせる方法。　アリです。

	Z32最終型　オーナー様の愛情をいっぱい感じる車です。
	Z34バージョンニスモのホイールを問題無く納めて、且つディーラーでの点検・車検も受けられるように作りたいとのご要望です。弊社に来られるお客様一人一人様々なご要望がございますョ。
	出てます。
	ハミタイはみ出ているタイヤ。
	作業開始。
	ウチのお客様はこだわりさんが多いから、ダダーッと作ってハイできたョ。ではダメなんですね。「ここを20mmの幅で、ここのラインはこの辺で自然に消して」と皆さん頭の中にはすでにデザインが出来上がっている人が多いです。
	なのでクレイを使ってデザインを確認しながら作業を進めていきます。
	車体全体のバランスやボリューム感を見て形を整えます。作業工程のかなり早い段階で完成形を確認できるのでオーナー様も安心です。
	デザイン出しが終わったら型取りします。
	型取り中
	その型から作ったFRPオーバーフェンダー。
	フェンダーを仮組みします。お客様のホイールを汚さないために弊社の作業用ホイール(ケンの私物)に履き替えて作業しています。こういう気配りはお見積りの書面には出ていませんので現場で見て感じ取ってネ。
	既存のリアフェンダーはアーチを切り上げしてサスストローク時のタイヤ干渉を防ぎます。
	強度・耐久性を考慮した方法で取付。
	オーバーフェンダーとリアフェンダーの段差・つなぎ目をスムージングします。
	ここからは板金屋のいつもの作業です。お店によってウマイ/ヘタの仕上がりが変わるので腕の振るいどころです。施工後にフェンダーのつなぎ目を出さない手法などいろいろと技術が集約されています。
	塗装して、組付けして完成！
	やってます！の感じ無し。
	だけど純正よりボリューム出てます。
	いい感じです。
	給油口のフタも成形して合わせています。
	裏面の処理も綺麗に仕上げています。安心して長くお乗り頂けるような作りを心掛けています。
	ナチュラルなデザインで違和感無く納まりました。
	30度/50度もオッケイ。ちゃんと測って作ってます。車検/ディーラー入庫問題無し。
	このコンケイブデザインが人気です。
	Z32らしさを崩すことなくワイド化しました。
	Z32×Z34
	フロントは念のためモールを取付しています。
	モールはリベット留めとして車検に問題無し。
	構造変更届けで車検も再取得して納車となりました。
	フェンダー加工と同時進行でブレーキキャリパーを交換しました。
	そのまま取付けても良いのですが
	ボディカラーと合わせてホワイトに塗装
	ロゴはツヤブラック
	前後ローターではありません。どちらもフロント用ですョ。
	白キャリパー
	ホワイト×ブラック
	もうひとつついでの作業。プロペラシャフトの交換～
	純正の鉄からアルミに交換
	重さを比べてみた。
	純正：約13キロ
	アルミ：約6キロ後日談としてオーナーさんは吹け上がりが軽くなりました、と仰っていました。軽量フライホイールと同じ感じかな。
	ワイドフェンダーの記載変更と併せて改造申請届を提出。
	「改」が入りました。オラ、この文字見るだけでワクワクすっぞ！
	オーナー様のご要望通りの仕様となりました。大切なお車をトータル的にサポート致します。ご相談お待ちしております。