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作業事例

RX-7にフェラーリ360モデナのライトを入れよう計画 その3
(略してRX-360!)

RX-7(FD)のお客様より「フェラーリ360モデナのヘッドライトを入れたいのだけれど〜」というご相談を受け着手した作業。
ヘッドライトのみならずフロント周りのイメージチェンジも含めての作業内容になります。

その2からの続き〜       その2はこちら   その1はこちら


成形した発泡ウレタンの上にFRPを貼っていきます。強度や面精度などを考えながら丁寧に貼ります。

当然ながら使用する材料によって仕上がりも異なってきますのでその点も考慮しながら作業を進めます。

FRP硬化後に表面をサンディングします。

FRP樹脂の成分にワックス(パラフィン)が入っている物は表面がすべすべしているのでこれを怠ると層間剥離が発生する場合があるので丁寧にペーパーをかけます。

FRPの下地ができたらパテにて表面をならしていきます。

ここからが本格的に大変な作業になります。

(これまでの作業は序幕です)

 

急がず、回数を分けて成形します。

矢継ぎ早に作業をすると後々変形などが発生しますのでここは敢えてできるだけ時間を

取ります。

ベテランの板金職人を持ってしても結構シンドイ作業になりますが腕の振るいどころです。

面積が広いので複数名を投入して形を作ります。

パテ状態の画像が続きますが

「パテを盛っては削り、盛っては削り」の

エンドの見えない作業になります。

お遍路巡礼の境地になります。

オーナー様にメールの画像や実際に立ち会って頂きまして形状を確認しながら作業を進めます。

各部寸法においてオーダー可能なので

自由に形状を作っていきます。

 

丁度タイミングよく本家モデナが入庫して来ましたのでツーショット撮影&形状の確認。

なかなかスーパーカーな雰囲気になってきました。

最終確認として一度色を入れて細部をチェックします。

塗装をする事により角の丸め方やラインの通し方が見えてきます。

 

OKとなったところで本番用の下地塗装、

サフェーサーを塗装します。

バンパーとフェンダーが一体成形なので

塗装も大変です。

今回、ボディのほうもシルバーからパールホワイト(レクサス:077)にオールペイントもしますので同時進行で準備を進めます。

 

全て用意が整ったところで塗装〜

華やかな雰囲気が出てまいりましたね。

塗装完了にてとりあえず一段落。

ホワイトボディのレーシングカーの様な佇まいがカッコイイです。

この後パーツの組みつけに入ります。

 

   【完成編につづく…】


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